「厳選色落ちサンプル」更新しました。 

hands-on(ハンズオン)の新工房に行ってきた。

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公私ともに、お世話になっている「ジーンズリペア&リメイク hands-on」さんが新工房を建てたので、さっそくおじゃましてきました。

その時の様子をご紹介します。

エントランス

自宅兼工房ですが、工房専用の入口がありました。
お手製のウッドデッキの雰囲気がなかなか。
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入ってみると
hands-onさんの作品がずらり
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ちなみに、店主で職人の山口さんは、こんな感じの方。
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ジーンズ全般の知識が豊富で、私はいつも勉強させてもらってます。
ジーンズにかける情熱は、私以上。

ミシン

様々なリペア・リメイクに対応できるように、ミシンも沢山あります。

チェーンステッチミシン

使わせてもらいましたが、非常に力のあるミシン。
厚みのある部分も難なく縫っていきます。
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ぶっとい針、大きな押さえ、ごつい送り。厚物専用にカスタムされています。
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近年、やたらとヘビーオンスのジーンズがありますが、そんなデニムの修理依頼があってもこのミシンならグイグイ行けるでしょう。
実際に、最高で27オンスの段差も縫えたそうです。

シングルステッチミシン1.

最も多用するという本縫いミシンです。
比較的薄いものから縫えるセッティング。
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右のレバーにかけてある時計は、お父さんの形見。
本来このレバーは返し縫い(バックで進む)で使うので、時計が邪魔なはずです。
しかし、このミシンには、バックのスイッチを針のそばに付けるカスタムがされていました。
これなら、生地を両手で押さえながらバックができるので、より正確に、より早く作業ができそうです。
(私のミシンにはこれがないので、羨ましい)

シングルステッチミシン2.

厚物もいける本縫いミシン。
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ロックミシン

生地の端をかがるミシンです。ほつれ止めになります。
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これもデニム専用のチューニングがされていて、厚みがあってもスイスイいきます。

カン止めミシン

ベルトループなどを留めるミシンです。
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こんなミシンまで持ってるのか~と驚きました。

ポストミシン

これは、特殊!
立体物を縫うのに適したミシンです。
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どんな風に使うんでしょうか?
私のイメージはこうです。
例えばモモのリペア。単純に平面にポンっと置いて縫うと前後見頃が合わさってしまします。サイドのステッチを解いて1枚の状態にしてリペアすればいいんですが、それが仮に出来なかったら?
そこでこのミシンが登場。
パンツ(筒)の状態のままポストにジーンズをくぐらせて、モモまで針を届かせることができます。

山口さんにお聞きしたら、直す部分によっては、パンツの状態を無理やり平らにしないで済むので、自然な仕上がりになるそうです。
立体物を直すリペア屋さんならではのミシンでした。

スソ上げサンプル

hands-onさんの上げた裾が、とても私好みだったので写真を撮らせてもらいました。

実際に穿き込んだもの

このジーンズは、山口さんが新品をスソ上げ後、穿き込んだものです。
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うねり感が堪りません。
これ、ユニオンスペシャルで上げたんじゃないんですよ。先述のブラザー(チェーンステッチミシン)です。hands-onさんの技術でこうなってます。
※hands-onさんでは、スソ上げのみでの注文は受け付けていません。

加工サンプル

上がオリジナルのスソ。下がカットしてスソ上げし直して加工したもの。
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古着をスソ上げしても、ここまでアタリ・色落ちを再現すると誰も気づかないでしょう。
股下長めのヴィンテージを買っても、これなら安心。

最後に

今回は、このhands-onさんの新工房で合宿をしてきました。泊まり込みでジーンズをまるまる1本縫ったんです。
(縫ったジーンズはこちら
hands-onさんのミリ単位の指導にヒィヒィ言わされながらも、同時に職人・山口さんのこだわりを強く感じる事ができました。
ミシンをここまで揃えるのも、リペア屋のこだわりでしょう。
人気の理由が分かった気がします。

私が縫ったジーンズのメイキングは、あらためてご紹介したいと思います!