あえて洗わずに穿いてみる。生デニム根性ばき4700時間

ジーンズを洗わずに穿くと、どんな色落ちになるのか?

私はもともと頻繁に洗濯をします。汚れれば洗うし、臭えば洗う、生地がしっとりしても、ヒザが出ても洗う。実際にジーンズ色落ち対決:501XX vs レプリカジーンズでは、穿き込み1400時間で平均17回の洗濯。82時間で1回の洗濯頻度です。

しかしこのジーンズは、あえて洗わずに穿いています。いわゆる根性ばきですね。
穿き込み4700時間で、洗濯頻度は、糊落とし時の1回のみになります。

目次

スポンサーリンク

根性ばきの仕方

汚れても気合で洗わない、というやり方は現実的でないので、汚れないように穿き込んでいます。

具体的には以下

  • 部屋で穿く
  • 寝巻きとして穿く
  • 汗をかかない時期に穿く

色落写真と考察

まずは全体像。
17061101

17061102
脱いでそのまま掛けてある状態なので、立体感があります。
洗濯頻度が少ない影響下、ヒザ周りのヒゲが、かなりくっきり出ていますね。

2011061701
穿き込んだジーンズは、WAREHOUSE(ウエアハウス)1003XX 。
パッチは縮まず、表面が少し剥げています。

お尻付近。

2011061705
しっかり開いたままの赤タブ。

2011061704

2011061703
右ポケットの飾りステッチが全体的に切れかかっています。
これは寝巻き代わりにしていた影響でしょう。
右に寝返りをうつことが多い!?
自分ではよく分かりませんが。

スソ付近。
2011061709

2011061708
室内で踵を擦って歩いているのでダメージがあります。
チェーンステッチのアタリが、思ったより出ています。
糊落とし前の生の状態で裾上げしたおかげでしょう。

コシ付近。
2011061710

2011061711
2011061713

2011061712
ジャストサイズで穿いている割に、くっきりした色落ちにはなっていません。

モモ。
2011061714

2011061715
うっすらとしたヒゲ。

かなり特徴的な、ヒザ周りの色落ち。
右ヒザ、正面。
2011061716

右ヒザ、裏。
2011061706

右ヒザ、外側。
110617v

右ヒザ、内側。
110617w

左ヒザ、正面。
2011061717

左ヒザ、裏。
2011061707

左ヒザ、外側。
110617u

左ヒザ、内側。
110617t
今まで何十とジーンズを穿き込んできましたが、ここまでクッキリとヒザ周りのアタリがついた事はありません。

4.生のジーンズとの比較

生のジーンズと並べて撮影することで、実際にどれくらいインディゴが色落ちしたのか、分かりやすくしてみました。
(同じジーンズではありません。)

110617b
110617c
110617d

110617e
「洗わなくてもこんなに青くなるんだ~。」
驚きました。

5.洗濯17回、穿き込み1400時間着用のジーンズとの比較

ジーンズ色落ち対決:501XX vs レプリカジーンズで穿き込み中の、WAREHOUSE (ウエアハウス)1001XX と並べて撮影してみました。
洗濯回数が17倍、穿き込み時間が約3分の1のジーンズとの比較となります。

とても興味深い結果が。
これが、洗濯1回と17回のジーンズに見えるでしょうか。

110617f
110617g
110617h
110617i
110617j

驚いたのが、あまりインディゴの青さが変わらないこと。
アタリは洗濯1回の方がクッキリ出ていますが、生地の青味は思ったより大差が出ませんでした。
洗わなくても、穿き込むことでかなり色落ちするという事が分かりました。

以上、「あえて洗わずに穿いてみる。穿き込み4700時間」でした。

これからも穿き込みを継続します。
次回のレポートお楽しみに!

更に根性ばきしたジーンズの色落ち

ここから更に穿き込んだので、記事にしています。圧巻の色落ちですよ。ぜひご覧ください。

YouTubeもやってます!

この記事の投稿者

デニム、ジーンズが大好きです。denimbaと管理人についてはこちら
2008年にdenimba開設。2014年にジーンズブランド「denim bridge」立ち上げ。2018年に「denim-base」オープン

目次